2019.12.03
冬コミの締切が近づいてきました(^O^)/!締切前の今だからこそ皆様に知っていてほしい、データ入稿時の注意点をご紹介します。ぜひご参考にしてください(^o^)丿
1位:白版の不備
クリア素材への印刷において、白色を表現したい場合や、絵柄を透けさせたくない場合・はっきりと発色させたい場合などは、カラー用データとは別に白版データを作り、白色を印刷する必要があります。
白版の不備で多いのは、白版が無い・白版が白で作成されている・スポットの白版がオフセットされていないの3つは主です。
全面に白印刷をしたいという場合、ご注文時や入稿時に備考欄等でその旨をご連絡ください。弊社にて全面の白版をお作りさせていただきます。
また、スポット的に白印刷をしたい場合、弊社では作成できかねるためご自身で白版データをお作りいただくことになりますが、作成する上でわからないことがあれば、お気軽にお問い合わせくださいね!下記の記事も参考にしていただけたら嬉しいです(*´ω`*)
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クリスタで白版を作成
白版の簡単な作成方法
2位:画像の解像度が低い
カラーデータの印刷に適した解像度は300~350dpi、
グレースケールデータの印刷に適した解像度は350~600dpi、
モノクロ二階調データの印刷に適した解像度は600~1200dpiです。
解像度が低いと、ギザギザとした粗い仕上がりになってしまいます。
始めから原寸で適正な解像度を設定してデータを作っていただければ問題ないのですが、Web上からダウンロードした画像を使う場合などは、解像度にお気をつけください。
3位:塗り足しが無い
版ずれを考慮し、仕上がりサイズ(仕上がり線)より+
弊社のテンプレートは塗り足し(3mm)を含んだサイズになっているのでテンプレートの端まで絵柄を伸ばして作成していただければ大丈夫です!(^^)!
4位:テンプレートに入っていない
特にグッズについては、弊社のテンプレートにデータをお作りいただいていない場合、サイズや形状にズレが生じる可能性があります。
全商品にAI版・PSD版のテンプレートをご用意しておりますので、ぜひご利用ください。
>>テンプレートページはこちら<<
5位:RGBモードで作成されている
RGBモードのデータのままですと印刷に進行させていただくことができません。
弊社にてCMYKモードに変換することも可能ですが、変換の際に生じる色味の変化が気になるという方は、始めからCMYKモードでデータを制作頂きますようお願いします。
6位:アタリ線のレイヤーが統合されている
Photoshop形式の場合、テンプレートに入っている「アタリ」レイヤーをデザインレイヤーと統合してしまうと、アタリ線が印刷に出てしまいます。
必ずアタリ線とデザインはレイヤーを分けた状態でご入稿ください。
万が一統合されていた場合、再入稿をお願いすることになります。
7位:インキ総量350%以上のオブジェクト(画像)がある
CMYKの濃度の合計が350%を越えていると、印刷時にインキ汚れが発生する可能性があります。
もし該当する箇所が発見された場合は、弊社にて修正を加えさせていただきます。
さて、参考になりましたでしょうか?その他のデータ作成方法は「データの作り方」をご覧ください。クリスタ入稿にも対応しております(^O^)/
また、原稿を作成する上でわからないことがあれば、お気軽にお問い合わせください!